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動物化の話 

メンテナンスは継続中。まだチョビチョビやってます。

岩波の「世界」を知人の論文が載ったときに買った...とか書いてたのが実は「思想」と間違ってたとか、まあ、そういう感じで訂正してます。岩波繋がりでゴッチャにしてました。

あと、あれですね、松本零士マンガの「スタンレーの魔女」ネタのときに実際には存在しないシーンを読んだ記憶を持っちゃってたりしたとことか、訂正入れておきました。

で、そんなあたりを戦場マンガシリーズをボンヤリ眺めながら確認してたら、ちょっと思うところがあったのでメモしときますか。人間の動物化というような感じのことなんですけどね。


昨今「動物化」っていうと内面が無いとか、なんかそういう関連で消費行動なんかについて言われるんですかね。動物化とスノビズムとか。コジェーヴとか東浩紀先生とか。ま、現代思想とか詳しくないので知らないですけど。

ええと、私がここで書いておきたい「動物化」っていうのはソレじゃないです。いや、「ソレ」の中身を知らないので違うかどうかもよくわからんのですけどね。内面が無いかどうか、ってとこじゃなくて、こう、なんというか固定された行動パターンを変えられないようになってしまうこと、っていうか。

イメージを例示すると、アレです、子どもが死んでしまってミイラ化しているのにずーっと抱いている母猿とかそう感じ。あと忠犬ハチ公とかね。

で、この二つの例は、まあ、それを見て感動とかする人もいるんだろうけど、当の動物自身は単に自動化というか固定化というか習慣化というか、そういう風に定着したことを継続しているにすぎないわけですよ。

なんですかね、ま、こういう動物の姿を見て単に「カワイソウ」とか「エライネー」という事例だけなら、まあ別に気にする事もないんですけど、それだけじゃなくて、この仕組みが引き起こすスゴイことっていうのもあるわけです。

なんですかね、アラスカのノームにジフテリアの血清を運ぶための犬ぞりリレーの話とかね。視界の無い猛吹雪の中リーダー犬の勘というか自動化された技(?)で運びきったと。ググったら実は活躍したのは有名なバルトじゃなくてTOGOだって書いているのがあるな。ま、いいけど。っつーか零下40度&ブリザードの中486km走破て!

というかここ見たらまたネズミーランドに対する憎悪の炎が燃え上がったぜ!

アメリカではアニメにもなっていますが、バルトーを邪魔する犬や、思いを寄せる犬などが出てきて実際とは全く違ったお話になっていました。(略)激しく変化する時代の中、彼らの行為はすぐに忘れられていきました。バルトーの犬ぞり隊はボードビル・サーキット(巡回の見せ物小屋)に売り渡され、犬たちは健康を失っていきます。

恩知らずの人間どもめ!すぐに掌返しか!

で、松本マンガの話に戻りますか。ええと、上の例は全部「動物化」じゃなくて「動物」の話です。そんで私が上に書いたような意味で動物化する人間というのはどんなのかというと、こういうのではないかと。

matsumoto2


matsumoto3


ええと、何の話かわかりませんよね、上で引用した画像を見ても。「碧き血の紋章」というのの一部なんですけどね。My First BIGシリーズからスキャンしたんで大きいベタ塗りっぽいコマはモアレが出るので細かく切りました。

どういう話かというとですね、日本海軍の特殊任務機(胴体がすべて燃料タンクになっている)がインド洋上の島にいるドイツ軍からウランを受け取るために、なぜかチベット、インドを縦断して長距離飛行をやるわけですよ。当然途中で英印軍から攻撃されるので、行きは増槽を3つに改造したゼロ戦隊が護衛して英印軍機を撃退したのですが、結局彼らは全滅しているんですな。撃墜されたのではなくて、燃料切れで。もともとそのつもりだった...わけですが。

英印軍司令官は冷静に情況を判断して作戦をたてるわけです。ハンターのようにね。渡り鳥は同じ経路を飛ぶ...とかみたいに。無理に追わずに帰路を待ち伏せれば良いと。護衛は全滅しているし。ドイツも降伏したし。

そういうわけで余裕シャクシャクで「予想した通り、北へ帰って行くか...おろか者めが!!」と迎撃機を発進させたところで、上に引用した画像のシーンですよ。

ドイツは降伏したけどドイツ空軍フランツクルーガー大尉は降伏してなかった!迎えに来たUボートには乗らず、護衛を買って出たわけです。その理由は...

戦士は歴史に殉ずるものだ。笑われてもいい。愚かと言われようと何と言われようと...俺はかまわない。二つの時代を器用に生きのびる"塵(ごみ)"になるのはごめんだ。この時代を生きた男の意地だ。戦えと、教えこまれた戦士の意地だ。他の生き方に興味はない。誰かがブタのように生きようが関係ない。俺は恨まない。無事に帰れたら...思い出してくれ...俺はそれでいい。

ちょっとややこしいですが、彼が「ブタのように生き」る、と言っているのは動物の行動の比喩ですけど逆にこれ、人間のことですよね。あと「器用にいきのびる"塵(ごみ)"」っていうのもそう。

ジジェクの本の何かで読んだと思うのですけど、「フルモンティ」と「ブラス!」の話をちょっと思い出すのですな。この二つの映画は割と同時期に公開されたのですが、なぜかどちらも「鉱山が閉鎖されたとき炭坑で働いていた男達は...」っていう共通の題材だったんですよ。でも件の男達の取る道は真逆というか。敢て単純に(言ってはダメなんだろうけど)図式化すると、前者が「ブタ化=変化に対応して生き延びる人間化」して後者は「動物化=誇りに殉じる人間化」するわけですよ。もう「動物化」って何がなんだかわからんヤヤコシイことになってますけど。

で、ヤヤコシイので適当に話を終わりにするわけですけど(←!)、私自身がどういう選択をするかは別にして、そういう誰か他者の行動は私の心の中に何がしかの解釈や意味を生じさせるわけですよ。そのときにより好ましく思われるのは、ブタじゃない方なんだよな、って感じかな。

というか言わせてみたいな、という思いもなくはない。「な、なぜ!」とかね。人間であるハンターの予測を動物化をつきすすめて、より過激に動物化して裏切ってビビらせたいというか。

matsumoto1


ちなみにTa152Hっていうのは当時世界最強(最速)のレシプロ戦闘機で、下手をすれば今でも最強(最速)なんじゃないですかね。ま、だから何って感じですけど。

(以下オマケ)

Ta152Hについて書いてあるサイト→Focke-Wulf Ta152H
スミソニアン博物館のサイトみたいです。

ドイツ軍エース→Kacha's Luftwaffe Page
各エースの撃墜時刻まで入った克明なレコード有り。フランツ・クルーガー大尉はいませんけど(笑?)。



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[ 2006/01/10 19:50 ] ウェブログ・ココログ関連 | TB(0) | コメント(-)
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