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犬も喰わないnewsの数々に斜め横からアレコレ

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鴻上尚史さんがついに捕捉されちゃった件 

【あらまし】 あぶねーなー、と思ってた鴻上尚史さんがついにアレな人々に発見&攻撃されてしまいました。キッカケはCool JapanというNHK BSの番組が地上波で再放送されたことらしい。Klapへの延焼はカンベンして欲しいところ。鴻上さんのどういうところがマズいのか、などについて語ってみた。
【キーワード】 [鴻上尚史][Klap][ニューレフト]



あーあ、「痛いニュース(ノ∀`)」に載っちゃったし。超ヤバイ。というか既にKlap関連の新旧ブログのコメント欄が突撃をうけていて、旧ブログの方なんてアクセス不可になっちゃってますよ。新ブログの方は、まるで文盲な人がデザインしたような(?)わかりにくいWebページだったのが微妙に功を奏しているような。・・・と思ってたらオチました&消しましたね。

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ますますヤバイ...。

そんで一応何が直接の原因でこんなことになっているのか軽くまとめるとこんな感じ↓かな。

★NHKで仏の「ジャパンエキスポ」特集番組をやり、その会場で公開収録をしたらしい。
★司会であった鴻上尚史氏が傍若無人な振る舞いで暴言を連発したらしい。
★某巨大掲示板などで話題になりKlapの掲示板への突撃が始まって今でも継続中。Wikipediaも改変。

で、鴻上氏のどういう振る舞いや発言が問題になっているのかというとこんな感じ↓。

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☆非日本人が営業する「なんちゃって日本料理」よりも日本人が作った日本食を食べたいと言ったフランス人を批判。「なんちゃって」の方が安いし鴻上氏が食べてうまいと感じたのだからオマエラがマズイというな!みたいな感じの論旨で。

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☆日本の女子高生制服ファッションが気に入っているというネタでモデルとして出て来た女子のところに突然近寄って行って相手の許可もとらずムンズとスカートを掴み、腰のところで巻き巻きして短くした。そんでもって日本の女子高生はみんなこうしている!とか発言した。

・・・他にも色々あったみたいだけど、ま、全部書き出してもアレだし。ネット上にはこの番組の上記シーン動画も結構出回っているみたいですわ。興味のあるカタは探して御覧下さい。

はー、で、うーんと、「なんちゃって日本料理」の件についてちょっとアレコレ語ってみますね。他の件はとりあえず割愛。

えーと、基本的にこの番組で鴻上氏とフランス人たちとの議論のようなものをどういう結論にしたかったのかなーというと「食文化は伝播して行った先で色々変化するのがフツーだしオモロイ」ってのに持って行きたかったらしいことが見て取れました。なんか出来の悪い「美味しんぼ」みたいでしたが。

日本人以外がつくった日本食なんて認めない!→オムライスを出す→オムレツが日本に伝播して生み出された料理であるオムライスは「なんちゃって」と同じだ!→啓蒙完了!!

みたいな感じかなー。よく「美味しんぼ」のネタであるよね、こういうの。この番組で当該コーナーの最後に「オムライス」を出してきて、フランス人にとっては物足りない味だしオムレツとも違うけど、これも立派な文化だ!みたいなことを言ってた。

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あー、で、鴻上氏というか番組の主張がオカシイのはわかりますよね?フツー。

オムレツ&オムライスの例は図式的にいうとこういうこと↓です。

☆オムレツ:
仏料理。仏人には○。日本人には△

☆オムライス:
仏料理をアレンジした日本料理。仏人には△。日本人には○。

一方の「なんちゃって(=なん食)」はどうかというと...

☆日本食:
日本料理。日本人には○。仏人にも○。

☆なん食:
日本料理の劣化コピー?日本人には×。仏人にも×。

・・・全然違うじゃないですか。番組では仏人に無理矢理「うまかった」って言わせてたし鴻上氏は一応日本人で「うまかった」って言ってたけどさ。

この違いがどこで生まれているのかというと「なんちゃって」を誰がつくっているのか、って点でなんですよ。えーと上でオイラが「日本料理の劣化コピー?」って書いたのはアレが仏人向けにアレンジされたものじゃないからです。要するに日本の特定周辺国出身のアジア人の方々がイイカゲンにマネをした日本料理ってだけで、別にフランス向けにアレンジしたものってわけじゃない。よくあるニセブランド粗悪品と同じっつーことで。作っている連中の舌にさえあってないものが多いんじゃないかな。

なんつーのかなー、日仏関係の間に変なのが混ざっているのが根本の問題なんですよね。フランス人がフランス人向けにアレンジした日本料理ってだけならどんなに変に見えても別に問題はないとオイラも思いますよ。アメリカ人が発明したカリフォルニア巻きとかさ。勝手にやってれば良いし、フィードバックなんかもあるやもしれんし。確かにそういうのは文化交流だと思う。あ、ヌーベルキュイジーヌとかありましたね。

そんで食文化に限っていえば、まーそーゆー例もいくつでも思いつきますけど、作り手本人たちの味覚にさえもあってないっぽい点とか、(政治的意図を持って?)完全に別ものを日本料理といって誤摩化している点なんかにちゃんと着目して他の例とは区別したうえで糾弾しておくべきなんじゃなないかと。

たとえばカレーなんつーのは...

インド→イギリス(カレー粉の発明)→日本

という感じだと聞いたことがあるし、ピザなんかも...

イタリア→アメリカ(生地の厚いタイプの発明)→日本

という図式なんかもあるみたいです。ま、上級者(?)は大元のタイプを好むみたいですけど。日本なんかでも。でも保守的な舌であろう多くの人達の間に普及させて定着させる段階ではこういうこともあって良かったんじゃないかとは思うわけですよ。

でも「なんちゃって」は違いますな。フランス文化にも日本文化に対してもリスペクトなんて無いじゃないですか。便乗して稼ごうとしているだけで。日仏両国民にはなんの益もないわけで。

だからこんな記事↓が読売新聞に出たりもするわけですよ。JETROも動くわけです。

【パリ=島崎雅夫】グルメの国フランスで、日本貿易振興機構(JETRO)パリセンター(中井毅所長)が10月1日から、「正統」な和食を出す日本料理店を推奨する制度を正式にスタートさせる。覆面審査員がフランス国内の日本料理店を採点、合格店に推奨マークを交付する。懐石やスシ、天ぷら、焼き鳥などを提供する日本料理店はパリを中心に全仏で約600店あるが、料理人が日本料理店で修業したことがないのに、日本食ブームに便乗して、中華やベトナム料理店から衣替えした日本料理店が目立ってきた。このため、JETROはフランス人への「道しるべ」を示す一方、日本食や日本食文化の認知度向上を狙い、推奨制度発足を決めた。仏料理ガイドのミシュランにならって、覆面審査員による採点方式を導入したが、格付けをするわけではない。8人の覆面審査員は今年夏から日本料理店を訪問、店舗の構えや衛生状態、スタッフの態度、メニュー、味覚などをチェックしており、50点満点で7割を得た店に推奨マークを交付する。料理店の審査は1年に1回行うが、申請があれば、随時、審査する。不合格店から問題点の問い合わせがあれば、これに応じ、日本食のレベルアップを図る。中井所長(52)は「フランスには、いいものを認め、尊ぶ土壌がある。制度が料理人にとって、いい料理を作っていこうという刺激になれば」と語る。

再放送じゃないCool Japanの収録と放送はこの発表の前なんでしょうけどね。

それとこの「ジャパンエキスポ」に関してはこういう話↓も聞こえてきてたわけですよ。そもそも。

今回、「ジャパンエキスポ」という名前にも関わらず、韓国からのゲスト作家が多いのでは、というご指摘をたくさんの方から頂きました。フランスの主催者側としましては、あくまでもオフィシャルゲストは日本からの招待ゲストのみで、韓国からのゲストは、ジャパンエキスポの一出展者である、在仏の韓国マンガ専門出版社が、自社の作家を招待しているものとしております。当サイトでの表示に不透明な部分がありましたことも一原因であるとし、皆さまへ心よりお詫び申し上げます。ただ、韓国作家の方々を日本語でご案内したのは、できるだけイベント内容の詳細をお伝えした方が、イベント内容をよりご理解頂けるかと考えたからです。今後は、サイトでの案内方法にも気を付けたいと思います。
尚、来年に向けての会議では、日本の方々から韓国作家や韓国出版社の参加に不快感を持つ方々が多いこと、また、ジャパンエキスポの名称と合わないことなどのご意見があったことを報告し、協議の対象とさせていただきます。

はっきりいってW杯以降すっかり便乗の旨味を覚えちゃったみたいじゃないですか。オリンピックも福岡に誘致したらどーのとかいってたし。無理矢理参加してきたくせに「ジャパンエキスポ」の名前も(自分たちがいるから)変えろとか言って来たらしいし。どうなんすか。いいかげん怒ってもいいんじゃねーの?

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で、鴻上尚史という人はそもそもどういう立ち位置のヒトなのかというと、もうね、辻元清美議員石坂啓氏筑紫哲也キャスター等々もうアッチ系どっぷりの政治的立ち位置のカタなわけですね。とかいってそうだって知ったのは最近なんですけど。

チラチラ言及しているインターネットラジオ Klapの番組の一つである「生きのびるために笑う」を聞いて初めて知って驚いたというかなんというか。週刊誌(←SPAじゃない方)の連載を1~2回みたこと(近鉄がリストラで劇場を潰したことに怒ってたネタとか)があったくらいで、あんまり書いたものとかも読んでなかったしなあ。

何せ「生きのびるために笑う」が始まって初めてのマンスリーゲストが辻元議員ですからな。凄かったですよ。内容なんかも。あと辻元議員がどうやって信者...じゃなくて支持者を祈伏...じゃなくてオルグしているのかもよくわかったし。語り方とか内容とかね。

あと一番勉強になったのはピースボートを始めたときにどうやって商船三井に喰い込んでいったか、なんつー話を生々しく語ってくれてたところとかですね。そんでもってそのときの手口(!)が拓銀(あー、内地の人は「北拓」って呼びますよね)滅亡のそもそもの原点となった関西系ダークサイド勢力の喰い込み手口とそっくりでワロタ(ソース:解明・拓銀を潰した「戦犯」)。いや、全然笑いごとじゃないんですけど。

そういえばアシスタントの女子にエゲツないパワハラ&セクハラもしてたな。Klapの番組内でも。

んー、たぶんこういう鴻上尚史氏とかの政治的立ち位置だとかというのはサヨクなんだけれども、もうちょっと詳しく(?)いうと「ニューレフト(新左翼)」っつーことですな。

ニューがあればオールドもあるわけですけど、オールドな左翼っていうのはたぶんマジな労働運動とか(炭坑とかでの待遇改善とか色々)をやっていた人々で、そういう点での改善要求がある程度資本主義体勢の中で通ってしまって、しかもソビエト連邦での共産党腐敗批判(スターリン独裁批判とか)だとか共産主義国同士の戦争とか侵略とか色々なのがあって一般の労働者の支持なんかも受けられなくなっていったときに、そういうのと別口で出現してきたのがコレなわけらしいのですよ。よくわからんのですけど。

イギリスのニューレフト―カルチュラル・スタディーズの源流」なんかを読むとこんな風↓に書いてあります。日本でも同じような感じだったんじゃないのかな。

ジョン・オズボーン(John Osborne)の戯曲『怒りを込めて振り返れ Look Back in Anger』(一九五六年)は一つの歴史的事件だった。「怒れる若者たち」という言葉は流行語になり、それは「自分たちを取り巻く無関心、自己満足、理想の破綻に対して、なんらかの憤りを共有する」すべての人々を指す合い言葉となった。主人公ジミー・ポーターは妻に対しても友人に対しても、彼らが心からの信念も情熱も持ち合わせていないことに腹を立てている。だが、彼自身、戦後世代の代表者であって、見回せば目に付くのは汚い世界ばかり、でも、それと闘うための大義など持ち合わせていないことに苛立っている。「われわれの世代は、立派な大義のために死ぬことはもはやできないんです。……立派で勇敢な大義など、これっぽっちも残っちゃいないんです。」一九三〇年代、四〇年代の英雄的な時代と異なり、一九五〇年代の生活感覚ときたら、混乱、無目的、空虚、悲惨、まるで「暗い森の中を、年老いた熊が自分の吐く息を追ってさまよう」ようなものである。この「喪失」感と違和感の入り混じった感情こそ、政治的参加の問題を「歴史的な中心課題」へと押し上げたのである。(pp.35-36)

なんか理由もないけどなんだかわからないものに怒っている、そういう自分を肯定したいっつーか、そういう感覚なんですかね。ちょーウゼーんですけど。

とりあえず目に付くものには喰ってかかるのがデフォ。あと自己肯定願望と不安感が強いから守勢にまわると滅法弱いという感じかな。で、それ故更に攻撃的になるんだけど、その分隙も生じてまたそこを攻められ...というスパイラル。ネット時代には向かないキャラだなあ...とつくづく思ったり。

もちろん鴻上氏周りの人たちとイギリスニューレフトとは世代はズレてますけど、日本に伝播してくるのが若干遅れたとか個別の事情とかそういう感じで調整できるんじゃないかと。それと演劇界ってまた独特の閉鎖世界という感じもありますしね。レトロウィルスが残っているジャングルみたいなというか。

あとオマケでもうちょい上記の本から引用するとこんなこと↓も書いてあります。

政治的には意欲的なニューレフトであったが、核武装反対運動の道徳的根拠については、ニューレフト自身が受け継いだ伝統的な急進主義といささかも抵触するものではないと考えていた。一九五六年の体験は、社会主義政治のなかで道徳的良心や政治的良心を再発見することがいかに必要であるかを教えていた。(略)だが、この評価が間違いだったことは、一九六一年の党大会で労働党の多数票が通常核武装と対米同盟関係重視の防衛政策を支持する側にまわったとき判明した。ほんの短い一時期、労働組合が核武装反対運動と一方的核兵器廃絶を支持したことはあったが、平和運動は労働者のあいだで大衆的支持を獲得することには成功しなかった。(略)
客観的に見て、非武装運動のラディカルでダイナミックな力量は、伝統的左翼の中心組織が信用を失墜し弱体化した時に、核武装反対運動がその参加者のために新たな「再結集地点」を開拓したという事実のうちに潜んでいる。核武装反対運動参加者は政治権力や支配的な政治文化と対決した。たしかに、彼らが対決したのは、核兵器とは別の問題だったかもしれない。だが、核兵器はそれらの問題の象徴と見なされたのである。(pp.39-41)

なんか今の日本の状況というか、サヨクが取り残されている感じなんかをうまく説明できそうな気がするんですけどね。ちょっと前にいってみた香山リカ氏や山口二郎先生の講演会でもこんなあたりの話に関してサヨク側である彼らの主張が多くの国民に支持されない(そして彼らの「敵」が支持される)状況を「なんでだ?」とおっしゃってたし。そんな不思議な話じゃないと思うけどな。

っつーか、なんか話がウヤムヤでゴチャゴチャになっちゃったけど、そんな感じで。

えーと、更にオマケ。ググってみたら「オムライス」って大阪で発明されたらしいですな。

●オムライス発祥の老舗洋食店「北極星」
日本の洋食を代表するメニューの一つである「オムライス」も大阪で誕生した食文化である。大阪の老舗洋食店「北極星」で、ひょんなことからケチャップライスをオムレツで巻いてお客に出してみたことがきっかけだった。大正14年のことである。

なんか、ますますアレな感じが。

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[ 2006/10/30 00:41 ] 経済・政治・国際 | TB(0) | コメント(-)
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